何に比べてマシか
もちろん、抱け枕の絵は同じ絵師であっても出来の差が激しかったりと、なんとも不安定な要素が多いのだが、それを数で出すことでカバーしている。
日本だと大抵絵が良くてもサークル毎に材質やら解像度やらが違うので、結局当たりか外れかは買って実際に見てみるまでわからないという博打的要素が高い。
しかも、抱き枕というハイリスクな商品はなかなかどこも出したがらないので一回出してあとはそれっきり何て事もある。
ゆえにユーザは買うか買わないかで重大な決断を迫られる。
もちろん、抱き枕のような高級商材をポンポン出されても、買い手の経済的な需要がおっつかないのでこれでいいのかもしれないが*1
それに比べて抱け枕だと(絵のレベルの問題があるとはいえ)値段は1万弱。生地もまあそれなり。絵の解像度には問題は無い(一枚買っただけなのでなんともいえんけど)
ここの2wayトリコットはスムースニットを薄くしたような生地で、それなりに伸縮性はある。
まあ、肌触りもほかの中華系サークルの「萌神社」や「萌風堂」なんかが使ってるのに比べたらマシだといえる。*2
予約から到着までのスパンは、やはりほかサークルと同じようにかかるが(大体1ヶ月~)
まあ、日本でも同じように抱き枕の絵を外部委託して、販売だけを行うサークルはあるが、原価の違いなのか抱け枕に比べると高価なものになってしまう。
生地にライクラやロイカ使ってるわけでもないのに馬鹿みたいな値段つけてるとこもあるみたいで(D.D.D.とか)、そういうの買うくらいだったら抱け枕買った方がマシじゃんということになる。*3
おそらく個々のサークルについては別に利益度外視だろうし、絵を外部委託して商売でやってるとこでも大抵はライクラ導入してる*4のに、D.D.Dだけはいまだに145x45cm & スエードなんだよね。お世辞にも絵師のセレクトが良いとはいえないし。
ぶっちゃけ抱け枕の登場で一番割りを食うのはD.D.D.なんじゃないかと思うんだけど。もうちょっと質を良くしようと思わないのかね。
DDDが一番のターゲットにしてるのはおそらく「何も知らない初心者」。材質、絵の解像度、印刷の質なんかにはトンと興味なく、単に絵がいいか、好きなキャラかどうかを判断基準にしてくる人たち。
でも、こういう層がターゲットならいずれ抱け枕にゃ到底太刀打ちできなくなる(キャラ数の面で)
ま、今は知名度の問題で抱け枕はてんで問題にもならないんだろうけど。
