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まどかマギカが証明してしまった3つのこと

グロとは流血描写のことではない

世の中、血を見ただけで貧血気味になってしまうような繊細な人がいるらしく、そういう人達はこぞって流血描写がある度にグロだグロだと騒ぎたてますが、
フラクタル」「フリージング」でも充分に流血描写があるのにこちらは騒がれない。
逆に3話のあのシーンでは一滴も血を流していないにも拘わらず、グロだと騒がれてます。
結局この手の「グロテスクな死」を表すのに流血や直接的な描写は余り必要ではないと言うことですね。それよりもシチュエーションの方が重要ということ。

絵柄のギャップは有効

絵柄である程度どういうジャンルのものか印象付けられてしまうわけですよね。
リョナ系と分かっていたら、視聴者側もそれなりの心理的フィルターをかけて見るわけですから、よっぽど酷いことにならない限りあんまり衝撃が来ない。
リョナ系となると流石に敢えて見ようと思う人もいないでしょうが、ほのぼの系ならどうか。
そんなら、可愛い女の子の絵でそういうのをやればいいのかというとそうでもない。とくに323系統の絵とかではあんまり目新しさはない。
あの系統の絵ってのは巷に溢れすぎてる所為で、いまさらリョナやっても、ああ、やっぱりねという感じがするんですよね。何やっても別に驚くものではない。
ところが、蒼樹うめの絵柄だと、「まだ」新しいのでリョナ系には結び付かないので、アレでリョナやるとそれなりに衝撃がある。

オリジナルアニメが流行らないのは面白くないから

「原作付きのアニメと、オリジナルのアニメでは、原作付きの方が視聴率が取れるので、オリジナルは人気がない」と言っている人がいました。
しかし、オリジナルアニメであるはずのまどかマギカがここまで人気を呼んでいることからしても、結局人気はオリジナル/原作付きという要素では決まらないことは明々白々ですね。
要するに彼らはオリジナルアニメので視聴率取れない理由を「自分たちの作る作品がつまらないから」ではなく「原作付きのほうが有利だから」という風に誤魔化してるわけですね。