Negativedge

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「進撃の巨人」10巻

どうにもこう、フラストレーションの溜まる展開だなと。
あのエテ公が壁の中の連中を巨人化させてたことはほぼ明白なのにそこには触れずにまた別の謎が出てくるし。
大型巨人と鎧巨人の正体は明らかになったが、こいつは別にどうでもいいことですよね。まあ、前々から内部の人間が正体ではないかとは言われていたわけだし。大型巨人自体も、この世界の謎の前には重要性を失っているのでもうここらでいい加減バラしても良かろうと考えたのかもしれない。まあ、なんかマスコット的に使われてはいたせいか、ラスボス的な捉え方をされていたのでこの正体は人によってはびっくりするものかもしれんね。個人的にはどうでもよかったが。
人間を捕食する巨人=エテ公に変えられた人間

巨人化出来る人間
は全く別物と考えていいので、要はエテ公と内部の巨人化可能人間の繋がりはないと考えられる。
そんでまあ、エテ公を最終的なボス的な存在とするなら、何も巨人化可能人間達が壁や王政府の成り立ちについての秘密を知ってる必要はないんだよな。
単に技術的に巨人化する方法を知っていて、それを単なる個人の復讐に使っているとも考えられる。
ユミルも巨人化出来るけど、ライナーはユミルに読めた缶詰の文字読めなかったし、同じ巨人化可能人間だとは知らなかった。つまり、巨人化可能な技術(?)を持っていて何かの目的に使っているが、その目的がこの壁の秘密と密接につながっていると考えるのは早計。


それにしてもエレンがそのまんま素直にライナーに付いて行ってりゃ謎の解明が進んだかもしれんがそう簡単にはいかん様で。結局巨人VS巨人の戦闘へ突入。また巨人戦か。これ無駄にページ数使って話がほとんど進まなくなるからいやなんだけどね。立体機動戦に比べると迫力もないし。