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「バスタードレス」

目出度く打ち切り決定したようなので紹介していきたいと思います

BUSTER DRESS(1) (講談社コミックス)

BUSTER DRESS(1) (講談社コミックス)

まあ、「打ち切り」というイベントでもないと取り上げる気力がわかないから仕方ない

Twitterで公式アカウントが「3巻売れなきゃ打ち切りになっちゃうんです」とか言っていたので「またまたぁ~、どうせ戦略でしょ~」とか思いつつも書店で探したけど、どこにも売ってない

しょうがないのでAmazonで注文したところ、届いた日に打ち切り決定のアナウンスがあったとかいうね……。

なかなか笑えるようで笑えない展開でしたね。なにそれ。
まあ、「この漫画好きだったのに打ち切りになっちゃったか~、買っとけばよかった~」みたいな良くある展開ですら無いよな。買ってんのに打ち切られてしまったという。

知ったきっかけはamazon Kindleの無料で配布されてる一巻。

表紙見た限りだと「ガンダム?」って印象で、なおかつツノがない銀一色の飾り気のないデザインなので戦闘用特化のガンダム0083小隊みたいな話かな?と思って別に読んではいなかった。
中身はどっちかというとボンボンとかに連載されてそうな内容の漫画だった(でも一応大人の鑑賞には耐えられるとは思う)

舞台設定は、テラフォーミング中の惑星で、惑星管理用AIが暴走。主人公たちの部隊の目的はそのAIの破壊
で、主役機にかぎらず戦闘用ロボは戦闘用AIが搭載されていて、みんな喋る。
ガンダム系だったら絶対ありえない設定ですな。どっちかというと土曜日夕方五時くらいにあってたロボット系アニメにありそうな設定。
いいですね。
まあ、AIは必要ですよね。人間だけであんな複雑なの早々動かせないだろうし。
そもそもロボットアニメが好きだった頃に見てたのって結局そういうロボットと人間のやり取りが主体の物が多かったからね。自然そういうものがロボットアニメという刷り込みを受けてるから、最近深夜でやってるアニメとか見ても「なんか違うんだよなぁ~」って感じでのめり込めなかった。
この漫画に関して云えばそういう、分かりやすいロボではあるので結構入り込みやすい。
おまけに敵に関して云えば、暴走AI一体という分かりやすい構図。

前から思うんですけどロボットアニメに戦争の政治的構図っているんですかね?正直話しがわけわからなくなるから辞めてほしいわガンダムじゃあるまいし。まあ、ガンダムなんてGとWぐらいしか見てないですけどね。まあWは国対国という感じではなかったから割りと分かりやすかったけど。
なんかそれっぽいことをそれっぽく偉い人が言ってて苦渋の決断みたいなことばっかやってるけどこっちにはなんでそんなアホな決断してんの?って風にしかならないんですよね。背景知らないし、説明も何もされてないからなぁ。ある程度この手の作品読んだ人向けって感じで。で
で、なんというか、知ってる人向けに知ってる作者がこう、ドマイナーなネタ出してきて、そんで読者側も、ありきたりなのにはアキたからと変な変化球的なロボット作品が増えるんですよね、鉄のラインバレルとか
納得の行く世界観だったらいいんだけどねぇ

でそんな変な方向に行き過ぎた感のあるロボットと違って、割りと初期のロボットアニメテイストに徹してる感じが良いですよね
必ずしも熱血である必要なんぞ皆無ですからね。