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「絶叫学級」14

絶叫学級 14 (りぼんマスコットコミックス)

一応最新刊という事で読んでみたが、ちょっとこれは‥‥‥。
なんというか読んでて気分が悪くなる展開のが多かったな。
まあ、どちらかというと1巻の頃に戻ったような怖顔が出てきてちょっとショッキングに思えるかもしれんね。最近面白くないと言われたので前の方式に戻したのか?表紙の黄泉もあんま可愛くない。

52「幽霊トンネル」

通学班の班長をやらされている北野円(小6)はあるとき班員の話から通学路にあるトンネルがいわくつきの場所だと知る。


まあ、胸糞第一号。なんとも救いも何もないよね。主人公のやらかした結果なら、自業自得で済むけど、それもこれもやること裏目に出ててどれひとつ完遂しないまんまトンネルに囚われて終わりってのが‥‥‥。まあ、主人公嫌なやつならいいんだけどそんなこと無いからなぁ。どうも後味が悪い。

53「神様のブログ」

平凡な小学生神山カンナ(12)の最近のブームはブログチェック。今日もブログランキング1位のミカミカブログをチェックしていたところ、クラスメイトからブログやってみてはどうかとすすめられる。最初は低調な出だしだったがブログランキング1位のミカミカに紹介されたことにより急激にランキングを上げていく……。


ブログのランキングって、あのfc2なんかでやってる…。
一昔前のネット黎明期に描かれたような作品だと、なんかまあ現実とはだいぶ事情の異なるコミュニケーション方法が出てくる。流石に現代のようにインターネットが一般に浸透すると、そこまで不自然なこともしないらしい。
まあ、ありえそうと言えばありえそうな感じか。


これはまあ、普通に良い。

54「本音キャンディー」

よくわからない話‥‥‥。本当に本音が聞こえてたのかどうか‥‥‥。
ていうか、最後の岩本さんのあの言葉はどういう意味なの?そもそもお二人そこまで親しくないっていうか、仲良くなったの数分前やん?あそこから縄跳びの紐で首絞めてもなんか‥‥‥裏切ったって感じでもないし‥‥‥。保健室行った時に飲み物になんか混ぜててとかならまだわかるが、物理的に殺るだけって‥‥‥て言うかそんな簡単に殺せんのかなぁ。

課外「雪女」

助けるって‥‥‥どちらにしても、動ける方がロッジに戻って助け呼ぶぐらいしか出来なさそうだけどなぁ。まさかおぶって行くわけにもいかんだろ‥‥‥。帰り道もわからないとか言ってるあたりからしても、これ以外選択肢なかったんちゃう?っていうかこれどうしたら良かったのという気もする。
ところでどっちも携帯電話持ってなかったの?スキー中だから持ち歩くなと言われてたのか、電波の入らないところだったのか。最後の場面の携帯で助け呼んじゃえば良いじゃんってなるしなぁ。時代設定が昭和63年あたりならまあ、問題はなさそうだけど‥‥‥。
最後の「あはは‥‥」がいい表情。
ていうか、無理ゲー過ぎんでしょ雪女さん。二度目あったら死ぬのに戻された場所が崖落ち後って……。



特別「勇気アプリ」

何故かこの話だけ年齢高め。20歳の喪女大学生。掲載誌がクッキーとか言うやつらしいからそれの対象年齢に合わせたのか?


しかし、結末的に誰も勝者がいないというなんとも不毛な争い‥‥‥。恐ろしいっすね

「幽霊トンネル 番外編」

幽霊トンネル封印解除後にトンネル入った女子高生たちの話。
単行本書き下ろしにしては珍しくちゃんと話として成立している。